コラム

洗濯機から異音?異物が入り込んだときの対処方

洗濯機から異音?異物が入り込んだときの対処方

 

洗濯機を回すたびに、「カラカラ」「キュルキュル」といった異音が聞こえたという経験はないでしょうか。毎日のように洗濯していると、服のポケットから物を出し忘れたり、他の洗濯物に紛れてヘアピンやティッシュなどが入り込んでしまったりすることがあります。ヘアピンをひとつ落としただけでも、そのまま洗濯機を使い続けると部品の故障や水漏れにつながってしまいます。そうなる前に、異音がしたときの原因と対処法をしっかりチェックしておきましょう。




動作のたびに「カラカラ」と何かの音がする

洗濯機のボタンを押してしばらくすると、中から「カラカラ」という音が聞こえたことはありませんか?洗濯機から聞こえてくる異音は、ポケットに入れていたものを取り出し忘れたり洗濯物に混ざって異物を一緒に入れてしまったりすることで起こることもあります。カラカラ」という音がした場合、洗濯機の内槽と外槽にヘアピンなどの異物が入り込んでいる可能性があります。異物以外にも排水弁やベルトに問題があるケースも考えられますが、まずは洗濯槽が回るかどうかを確認してみてください。


一般的な洗濯機の構造上、手動でも強めに力を入れれば洗濯槽を回すことができます。その際にスムーズに動かなかったり、力を入れなくても回ってしまったりする場合は洗濯槽の部品が破損している可能性があります。部品を確認するためには洗濯機を持ち上げて裏面を見ることが必要です。持ち上げるのは大変なので、洗濯機の脚の下にレンガなど厚みのあるものを置いて隙間をつくりましょう。その後、懐中電灯で照らしながら、鏡を使って異物の混入や部品の故障がないか確認してください。


また、洗濯槽の中に小さなヘアピンやコイン、クリップなどが入り込んで引っかかっているということもあります。洗濯槽の中は奥行がある上に、側面が反射して小さな小物を見落としがちです。懐中電灯を使ってすみずみまでしっかりと確認してみてください。


異物が入ったまま使い続けるとどうなる?

異物が入ったまま使い続けるとどうなる?

 

洗濯槽の中をすみずみまで確認しても洗濯機の裏を見ても原因が見つからない場合は、洗濯機を無理に使わないようにしましょう。なぜなら、洗濯槽の内槽と外槽の隙間にヘアピンなどの異物が入り込んでいる可能性があり、そのまま使い続けると大変な事態を招いてしまうからです。異物が入ることによって起こる弊害のひとつは、洗濯機に水が溜まらなくなること。洗濯機を使いたくてもなかなか水が溜まらない場合、ヘアピンやほつれた服の繊維などが排水弁をふさいでいることが原因です。排水弁がふさがれると排水ホースに流れ出てしまい、水が溜まらなくなるのです。


他にも、そのまま使い続けることで排水ができなくなったり、水漏れを起こしてしまったりすることもあります。洗濯機の排水溝や排水ホースに異物や髪の毛、汚れなどが詰まると、洗濯槽から排水ができなくなってしまいます。もし排水エラーが表示された場合は、バケツなどを使って水抜きをおこない、その後に排水溝や排水ホースを確認してみましょう。排水ができなくなることによって水漏れが発生し、洗濯機まわりが水浸しになってしまうこともあります。そんな事態を避けるためにも、異音がしたときはすぐに異物がないかを確認し、原因が見つからない場合はメーカーに問い合わせてください。


入り込んでしまった異物を取り出す方法

洗濯機の内部に入り込んだ異物を取り出すためにはどのような方法があるのでしょうか。安全に注意した上で、以下の内容を試してみてください。


・必要な道具を準備する

感電を防ぐために、厚手のゴム手袋とドライバーを用意しましょう。


・コンセントを抜いて水を止める

作業を始める前に、コンセントを抜いておきます。水を止めておくことで万が一のトラブルを避けることができます。


・パルセーターをチェック

パルセーターは、洗濯機の底で衣類を回すプロペラの役割をします。ドライバーを使ってネジを外し、内部に異物がないかチェックしてみましょう。

・排水弁をチェック

排水弁の内部を調べるためには、給水ホースと排水ホース、そして洗濯機の裏にあるビスを取り外す必要があります。難易度の高い作業ですので、危険だと感じた場合は専門の業者に依頼するようにしてください。


洗濯機は精密機械ですので、関係のない部品を傷つけてしまったりすると状況が悪化してしまいます。洗濯機の保証期間が有効であればメーカーや電気店に問い合わせてプロに確認してもらったほうが安心です。事前に料金を知りたい場合は見積りを依頼しておきましょう。


「カラカラ」以外も気になる洗濯機の異音と対処法

「カラカラ」以外も気になる洗濯機の異音と対処法

 

ヘアピンや小さな異物が入ったときに鳴る「カラカラ」という音…。異物混入以外にも、洗濯機の異音はさまざまな原因によって引き起こされます。よくある洗濯機の異音は以下のようなものがあります。


・キーキーと軋むような音

キーキーとなる音の原因として、軸受けの故障または異物の混入が考えられます。まずは洗濯槽の内部やパルセーターの下に異物がないかどうか確認してみましょう。異物が見当たらない場合は、軸受けが故障している可能性があります。軸受けが故障している場合、部品の交換が必要になります。金額はメーカーや故障の状況によって異なりますが、2~3万円程度かかることが多いようです。洗濯機の寿命を考慮した上で、修理をするか買い替えをするか検討してみてはいかがでしょうか。


・キュルキュルという高音

洗濯機からキュルキュルと音がする場合は、ベルトがすり減って緩んできていることが原因です。長年使用している洗濯機はベルトも経年劣化しているため、洗濯槽の底がすり減り、空回りをしている状態です。この場合の対処法は、ベルトを交換することです。「自分で交換するのが不安」「交換している時間がない」という方はメーカーに依頼したほうがよいでしょう。しかし、洗濯機の交換ベルトは1000円以内で販売されているため、コストを抑えたい方は自分で挑戦してみるのがおすすめです。購入する前に現在使用しているベルトを見て、型番を確認しておきましょう。


・ガラガラ、ガリガリといった大きな音

この音が聞こえるときは、異物混入の他に、モーターや洗濯槽を支える棒に問題がある場合があります。もし部品が壊れていれば交換しなければなりません。ドラム式洗濯機は縦型タイプの洗濯機よりも異物混入の可能性が低いため、ガラガラという音が聞こえたときはすぐにメーカーに相談することをおすすめします。


まとめ

洗濯機の異音やその原因はさまざまですが、特に異物が混入することで起こることが多いようです。洗濯機の内部を傷つけたり排水トラブルで水漏れを起こしたりしないためにも、日頃から気をつけておきたいところ。洗濯前にポケットの中身をチェックすること、衣服のファスナーを閉めてから洗濯をすることで、小さな異物の混入を防ぐことができます。異音がしたときは慌てずに状況を確認し、そのまま使用を続けるのは絶対にやめてください。必要があれば専門業者やメーカーに相談をするようにしましょう。