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洗濯機を長持ちさせる!秘密は使い方とお掃除にあり

洗濯機を長持ちさせる!秘密は使い方とお掃除にあり

 

普段使用しているだけでは感じづらいかもしれませんが、洗濯機は縦型でもドラム式でも、家電製品のなかでもとくに壊れやすいものです。何年も同じ洗濯機を使うというご家庭も多いと思いますが、実は壊れやすいのだと聞くと、気になるのが寿命です。

 

洗濯機はいったい何年くらい使えるのか? 寿命を過ぎた洗濯機を使っても安心なのか?そんな洗濯機の寿命についての疑問や不安に、本ページでお答えします。洗濯機の寿命についての事情を知って、より安全・快適な生活を送ってみましょう。

 

 

洗濯機にも寿命がある

洗濯機はおよそ8年で寿命を迎えるといわれます。より詳細には、洗濯機の寿命は以下の要素で決められています。

 

■メーカーが定める洗濯機の寿命

洗濯機を販売している各メーカーのほとんどは、洗濯機の寿命を7年と定めているところが多いです。洗濯機本体にも記載されている「標準使用期間」というものがあり、これは洗濯機を安全に使用することが可能な期間を定められた目安のことです。

 

洗濯機を使用するときの安全性が保障できる期間は、7年ほどで終わると分析されているということなのです。標準使用期間は、洗濯機が故障して物理的に使えなくなるという意味での寿命というよりも、「健康寿命」の意味合いが強いです。

 

■メーカーが定める部品の保有期間

洗濯機を安全に使うことができるとされる期間だけでなく、洗濯機本体の部品の保有期間というものも、メーカーによって設けられています。これはメーカーや機種によってわずかな差はありますが、ほとんどが6~7年となっています。

 

■洗濯機を回す回数

メーカーが定めている洗濯機の寿命は、あくまで、一定の使い方をした場合の劣化を推測したものです。各家庭によって、一日で出る洗濯物の量も、洗濯機を回す回数も、選ぶ洗濯のコースも異なります。その差も当然洗濯機の寿命の長短を左右します。

 

国家標準のJISによって定めた標準使用条件から逆算すると、洗濯機が寿命に達するまでの使用回数は、およそ3800回といわれます。これは、洗濯機を一日に使用する回数が1.5回と定めて推算した場合の回数なので、一日にそれ以上多く回される洗濯機であれば、寿命は7年よりも短くなると考えられます。

 

■実際の家庭では何年くらい使われている?

では、各家庭の洗濯機は実際にどのくらいの期間使用されているのでしょうか。2017年度「消費者動向調査」によると、電気洗濯機の使用年数は総世帯数の平均で10.5年。二人以上が暮らす世帯では10.2年、単身世帯では11.4年という結果になりました。どの場合でも、標準使用期間よりも3年以上長いことがわかります。

 

これは標準使用期間が洗濯機の健康寿命を推算したものであることと同時に、各家庭の洗濯のスタイルが異なることにも理由があると考えられます。「標準使用条件」では、洗濯機の標準コースを使い続けた場合の分析です。洗いやすすぎ・脱水などの回数を少なく変更している洗濯機では、それだけ寿命が長くなり、多く設定していると寿命は短くなります。

 

寿命は延ばせる!日ごろの使い方を見直そう

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ちょっとした工夫で、洗濯機の寿命を延ばすことができます。

 

■洗濯物・洗剤は適量で

洗濯物をあまりに多く詰め込みすぎると、洗濯槽を回すモーターに負荷がかかり、消耗が早くなります。洗濯物は洗濯槽の6~7割、多くて8割を目安に投入しましょう。また、洗剤もきちんと量を守って使用することが大切です。洗剤は水量や洗濯物の量によって割合が決まっており、それ以上の量の洗剤を使ったからといっていっそうきれいになるということではありません。洗濯機にダメージを与えないだけでなく、洗剤の無駄を減らすためにも、使用量は守るようにしましょう。

 

■使わないときは元栓を閉める

元栓を開いたままにしておくと、洗濯機やホースには常に水の圧力がかかった状態になります。少しでも寿命を延ばしたいのであれば、洗濯機になるべく負荷がかからない方法を選びましょう。

 

■できるだけまとめて洗濯する

洗濯物を溜めるのは嫌だ、という方もいらっしゃるでしょうが、実際には、洗濯物をまとめて洗濯するほうが、洗濯回数が少なくなるので洗濯機の寿命は延びます。それ以外にも、節水・節電にもなり、汚れも落ちやすいというので、以外にもメリットの多い方法です。

 

■洗面器でお湯を注ぎ足さない

冷水よりもお湯で洗濯したほうが、汚れがよく取れる。そういった場合に、洗面器でお湯を組んでつぎ足す方がいますが、これも注意が必要です。洗面器でお湯を継いだ時に水が飛び散ると、操作部分に水が入ることがあるといいます。故障の原因になるので、やめたほうがいいでしょう。

 

■洗濯途中に衣類を追加しない

洗濯機を回している最中に洗濯物を追加すると、モーターに負荷がかかって寿命が縮まる原因となります。どうしても追加しなければいけないときは、洗濯機を回す前から、洗濯物の量を多めの設定にしておきましょう。

 

お家でもできるお掃除方法

洗濯機を長持ちさせるために大切なポイントは、日頃のお手入れです。もっとも効果的なのは、「定期的に洗濯槽を洗う」ということ。

 

洗濯機専用の洗剤や漂白剤で、洗濯機内部の黒カビやホコリなど汚れを落とすことができます。洗濯槽を取り出すなどという大きな作業がいらない、ふだん洗濯機を回すときと同じような方法で洗浄できる洗剤が多いので、面倒くさがりの方でもおこないやすい方法です。

 

洗濯機を定期的に掃除すると、洗濯機の寿命だけでなく、洗濯物も清潔に保つことができるので、一石二鳥です。市販の洗剤でも効果が見られない、やり方がわからないという方は、業者に依頼をするのもおすすめです。洗濯機・洗濯槽クリーニングを専門にしている業者に頼めば、市販の洗濯機洗浄剤では落とせないしつこい汚れも、しっかりきれいにしてくれます。

 

こんな場合は洗濯機の買い替えが必要かも

お家でもできるお掃除方法

 

・きちんと脱水できない

脱水がうまくできなくなる原因として、汚れの蓄積が挙げられます。洗濯機用の洗剤を使って洗濯機の中を洗い、それでも症状の改善が見られなかったら、買い替えが必要といえます。

 

・洗濯機がよく止まる

電源がコンセントにうまくつながっていないなど理由があれば別ですが、何も心当たりがないにもかかわらず頻繁に止まるようになったら、故障を疑いましょう。

 

・乾燥が甘い

洗濯物の生乾き感を感じたら、一度洗剤で内部を洗浄しましょう。それでも症状が治らないようであれば、洗濯機の寿命かもしれません。

 

まとめ

一見頑丈そうに見える洗濯機は、実はとても壊れやすい家電です。7年を超えたあたりから寿命を意識し、調子が悪くなったら早めに修理に出すなど対策をとってみましょう。

 

また、洗濯機を長持ちさせるには、いくつかコツがあります。できるだけ洗濯機に負担をかけないことをこころがけ、こまめな掃除をして長持ちさせてみましょう。